昨今では工場見学がブームとなっていて、テレビでもよく特集が組まれていたりしますね。
無数の荷物が等間隔で運ばれていくベルトコンベアや、部品を高速で切断し続けるカッターはいつまでも見続けていられます。中でも工場でもくもくと荷物を運び続けるアームは素敵ですよね。
今回はそんな産業用アームの中から、日立重機設計さんのエアー式運搬機械、「Mr.キャッチマン」の特徴をご紹介いたします!
シンプルな構造により低価格を実現
電動のクレーンとは違い、エアー式のため電気系を不要としたシンプルな構造により、他社製アームより50%~65%の低価格を実現しています。
アームの跳ね上がりによる人体への衝突を防止
他のバランサーですと、荷物をアームより外す際、急に負荷が無くなった事によりアームが跳ね上がってしまう場合がありますが、日立重機設計さんの「Mr.キャッチマン」では防止措置が取られており安全です。
また、駆動源がエアーのため、防爆仕様となっているのもポイントですね。
ユーザーに合わせた複数の操作方法を選択可能
日立重機設計さんでは、エアーバランサー自体の操作方法をお客様に合わせてカスタマイズを行っているそうです!
代表的な操作方法の一覧が下記になります。
グリップコントローラー
最も標準的な操作方法で、操作レバーを上下する事によって運搬物の上下動作を行います。
サイクルの早いパレットへの運搬やラインの載せ替え作業に最適ですね。
ボタン式バランス
ホイスト(巻き上げ)モードとバランス(無重力)モードを切り替えて作業ができます。
毎回違った重量の荷物を運搬する場合に適しているそうです。
設定式バランス
直接自分の手で運搬物を軽い力で上下動できます。
あらかじめ設定が必要な操作方法なので、運搬物の重量が決まっている場合にとても有効です。
ペンダントスイッチ
上記画像のスイッチを使用する操作方法です。
運搬物が高所にある場合や、運搬物自体に高さがある場合に適し
た操作方法になります。
以上が「Mr.キャッチマン」の特徴になります。
日立重機設計さんのサイトでは実際の動作を動画で確認することができますので、重機や工場が好きな方はぜひチェックしてみてください!